目次
子猫を拾って最初にするべき行動
安全の確保
猫にゆっくり近づき穏やかに対処します。猫が友好的であれば、怪我や病気の兆候がないか確認します。必要に応じて、タオルや毛布を使って猫を安全に拾い上げます。警戒が強く友好的ではない猫の場合もあります。状況により自分自身と猫の安全を優先しましょう。
- 安全な場所に移動する
- 捨て猫が危険な場所にいる場合、まずは安全な場所に移動させます。車道や人通りの多い場所から避けて、静かで安全な場所を見つけてください。
- 怪我の確認と応急処置
- 猫が怪我をしていないか確認します。もし怪我をしている場合は、可能な範囲で応急処置を行い、早急に動物病院に連れて行きましょう。消毒液や清潔な布で傷口を軽く拭く程度の応急処置ができる場合もあります。
- 適切な食べ物と水を与える
- 捨て猫が空腹であれば、水と食べ物を提供します。可能であれば、猫用のフードを用意しますが、ない場合はツナ缶やドライキャットフードでも代用できます。 牛乳は消化不良を起こす可能性があるため避けます。
- 獣医の診察を受ける
- できるだけ早く獣医に診てもらいます。健康状態をチェックし、必要な予防接種や治療を受けることが重要です。また、マイクロチップの有無を確認して、飼い主がいる場合はその情報を得ることができます。
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拾い猫の身元確認
優先順位はまず憔悴(しょうすい)している可能性のある猫の生命の安全と拾った人の安全。落ち着いたところで、拾ったその猫はもしかしたら「誰かの飼い猫」の可能性があります。飼い主がいてその人にしらえる事ができれば一件落着ですし、そうでなければ次のステップに進むことになります。
猫の見た目と特徴を記録する
飼い主も探しているとなると猫の特徴の詳細が手がかりになります。細かくわかりやすい特徴を記録しましょう。
- 毛色と模様(例:トラ柄、三毛猫、単色など)
- 体格と大きさ(小柄、中くらい、大きい)
- 目の色
- 特徴的なマークや傷、首輪の有無
マイクロチップの確認
最寄りの獣医師または動物保護施設に連れて行き、マイクロチップが埋め込まれているか確認します。マイクロチップがあれば、登録されている飼い主の情報を特定できます。
首輪やタグの確認
猫が首輪をしている場合、タグに記載されている情報を確認します。名前、住所、電話番号などが書かれている場合があります。
近隣での聞き込み
捨て猫を見つけた場所の近隣で聞き込みを行います。近所の人に尋ねたり、近くの動物病院やペットショップに連絡して、迷子猫の情報がないか確認します。
ポスターを作成して掲示する
猫の写真と特徴、連絡先を記載したポスターを作成し、見つけた場所の周辺に掲示します。掲示場所としては以下が有効です。
- 公園やスーパーの掲示板
- 地元の獣医師のクリニック
- ペットショップ
- コミュニティセンターや公共施設
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SNSやインターネットを活用する
猫が迷子である可能性を考え、周辺地域にポスターを確認したり、SNSで情報を拡散して飼い主を探したり、また飼い主自身も探し猫のSNSを発信している可能性もあります。迷子猫の情報を扱うウェブサイトやアプリも利用すると効果的です。(Facebook、Twitter、Instagramなど)や地域の掲示板サイト(Nextdoor、Craigslistなど)で迷子猫の情報を投稿します。以下の情報を含めると効果的です。
- 猫の写真
- 見つけた日時と場所
- 特徴と性格
- 連絡先
地元の動物保護団体に連絡する
地元の動物保護団体や迷子猫の情報を扱う団体に連絡し、捨て猫の情報を提供します。彼らは飼い主を探すのに役立つリソースを持っていることが多いです。まず最初に連絡してもいいでしょう。
オンライン迷子猫データベースをチェックする
オンラインの迷子猫データベース(例:Petfinder、The Center for Lost Pets、Lost My Kitty)をチェックし、登録されている迷子猫の情報と一致するか確認します。ほかには地元の新聞やラジオ局に迷子猫の情報を提供することで、より広範なエリアに情報を拡散できます。
これらの手順を踏むことで、捨て猫の身元を確認し、飼い主と再会させる可能性を高めることができます。
新しい飼い主を見つける
新しい飼い主を見つけるためには、いくつかの方法と手順があります。以下に具体的な方法とその際の注意点を詳しく説明します。
友人や家族に相談する
方法
- まずは友人や家族に新しい飼い主を探していることを知らせます。信頼できる人が見つかる可能性が高いです。
注意点
- 飼い主となる人が猫の世話をきちんとできるか確認しましょう。
ソーシャルメディアの活用
方法
- Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSに猫の写真と特徴、性格、健康状態などを投稿します。
- 地元のコミュニティグループやペット愛好者のグループに参加し、里親募集の情報を共有します。
注意点
- 誰が見ているかわからないため、最初は詳細な住所や連絡先を公開しないようにします。
- 里親候補とやり取りする際は、メッセージやコメントでのコミュニケーションを心がけます。
動物保護団体や里親募集サイトを利用する
>>>収容された犬や猫たちへの医療支援 | 認定NPO法人 日本レスキュー協会
方法
- 地元の動物保護団体に連絡して、里親募集のサポートを依頼します。
- PetfinderやAdopt-a-Petなどの里親募集サイトに猫の情報を掲載します。
注意点
- 保護団体によっては、譲渡にあたっての審査や契約が必要な場合があります。
ポスターやチラシを作成して掲示する
方法
- 猫の写真と情報を記載したポスターやチラシを作成し、地域の掲示板やペットショップ、獣医師のクリニックに掲示します。
注意点
- チラシには連絡先を記載し、個人情報を適切に保護します。
イベントやフリーマーケットでの里親募集
方法
- 地元で開催されるペット関連のイベントやフリーマーケットで里親募集のブースを出すことも検討します。
注意点
- イベント主催者の許可を得る必要があります。
飼い主探しの法律的な注意点
- 動物愛護法
- 日本では、動物愛護法により動物の譲渡や飼育に関する規制があります。動物を捨てることは違法です。また、動物の健康と安全を確保するための基本的な義務があります。
- 事前の審査
- 新しい飼い主候補に対して、猫を適切に飼育できるかどうかを審査することが推奨されます。これは、猫が再度捨てられるリスクを減らすためです。
- 契約書の作成
- 譲渡契約書を作成し、新しい飼い主と双方が署名することが望ましいです。契約書には、猫の健康状態、譲渡条件、返却ポリシーなどを明記します。
- 譲渡費用の扱い
- 譲渡費用を受け取る場合、その金額は適正であることが求められます。法律によっては、商業目的での譲渡と見なされないように注意が必要です。
- 登録制限
- 地域によっては、ペットの譲渡に関する特定の登録や許可が必要な場合があります。事前に地域の条例を確認することが重要です。
法律や地域の規定により、一定期間は元の飼い主が現れるのを待つ必要がある場合があります。その期間中は、自宅での保護や一時的な預かり先を確保します。方法と注意点を踏まえて、新しい飼い主を見つけるために安全かつ合法的に進めることができます。
拾ってかかる費用と必要な準備
獣医による診断料・治療費
- 費用: 5000円 - 15000円(地域やサービス内容による)
- 目的: 猫が健康であり、必要な予防接種を受けていることを確認するため。
- 行動: 一般的な健康診断、予防接種、必要であれば避妊/去勢手術のために獣医の予約をします。
一時的な必要経費
- 費用: 5000円 - 10000円
- 目的: 新しい飼い主を探している間、猫を世話するため。
- 行動: トイレ、猫砂、キャットフード、ボウル、ベッドや毛布などの必需品を購入します。
広告費用
- 費用: 無料から最低限の費用(例: チラシの印刷)
- 目的: 新しい家を見つけるための可視性を高めるため。
- 行動: チラシを作成して配布し、予算が許すならSNSの投稿をブーストします。
追加のヒントと独自のインサイト
地元のネットワークを利用する
- 目的: コミュニティのサポートを活用するため。
- 行動: 地元のペットショップ、動物病院、コミュニティセンターに連絡し、通知を掲示したりアドバイスを求めたりします。
安全な譲渡ができるように
- 目的: 猫が責任ある愛情深い家庭に迎えられることを確実にするため。
- 行動: ポテンシャルな里親を、ペットの経験、住環境、猫を飼うためのコミットメントについて質問し、審査します。
一時的な預かりの検討
- 目的: 恒久的な家を探している間、猫に一時的な家を提供するため。
- 行動: 可能であれば、猫を預かることを検討するか、地元のレスキュー団体を通じて一時預かり先を探します。
地元の法律を理解する
- 目的: 迷い動物のケアと再ホーム化に関する法的要件を遵守するため。
- 行動: 迷い動物のケアと再ホーム化に関する地元の規則を調査します。
猫の行動評価をする
- 目的: 猫の気性やニーズをよりよく理解するため。
- 行動: 猫の行動を観察し、その性格について正確な情報を里親候補に提供します。
これらのステップを踏むことで、拾った猫が適切にケアされ、安全で愛情ある新しい家を見つけるための最良のチャンスを得ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?捨て猫や迷い猫、野良猫の子猫を拾った時にまずすることは安全確保。あとは順序がどうなってもどのようにもなる事です、健康で命があれば何よりです。ただ、拾って再度捨てるようなことになればこれはルール違反です。法律的にも良くないのであらかじめ気をつけるようにしてください。避妊や去勢の大事さのわかるお話ですが、捨て猫に出会ってしまったあなたはご縁があったと思ってもいいのかもしれません。猫とあなたに幸福が訪れますように!
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