爪研ぎをする猫

ペット 猫の健康

猫を去勢する前に知っておきたいこと:手順、費用、そして飼い主の役割・メリットとデメリットを解説

「猫の去勢ってしておいた方がいいとは聞くけど実際に必要な理由とかそこまで詳しくないし、なんだか心配…」と思っている方も多くいるかとは思います。

今回は猫の去勢手術について、基本的な去勢をする理由であったりメリットデメリットまたはリスクなどと、さらに去勢にかかる費用や飼い主様の準備することや物などをお話していきます。知っておくと不測の事態に陥ったとしても対応が早くなる可能性も高くなるはずです。

お腹を見せて寝る猫

去勢手術のメリットとデメリット

去勢手術をする上でメリットやデメリット、またはリスクなどを知った上で愛猫の去勢のご決断をされることをおすすめします。知っていれば対策できることもあり、獣医さんとの相談もスムーズに進むようになります。

去勢手術のメリット

  • マーキングの抑制
    • オス猫は自分の領域を主張するために尿マーキングを行うことがあります。去勢手術を行うことで、この行動が大幅に減少します。
  • 攻撃性の低減
    • 性ホルモンの影響で見られる攻撃的な行動が抑えられ、より穏やかな性格になることが多いです。
  • 逃走の防止
    • 発情期にメスを求めて外に出ようとする行動が減少し、事故や迷子のリスクが下がります。
  • 健康面の利点
    • 性感染症や前立腺の問題、および特定の癌(がん)のリスクを減少させます。
  • 長寿命
    • 去勢手術は一部の健康問題のリスクを減少させ、その結果、寿命が延びる可能性があります。
  • 過剰繁殖の防止
    • 家猫であっても脱走や偶発的な交配が完全にないわけではありません。去勢手術は、望まない妊娠や野良猫問題の抑制に寄与します。
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去勢手術のデメリット

  • 麻酔リスク
    • どんな手術にも言えることですが、全身麻酔は常にリスクを伴います。麻酔による合併症や、稀に死亡に至るケースもあります。
  • 手術後の合併症
    • 手術後に感染症や出血、傷口の開放などのリスクがあります。また、術後の痛みや不快感が一時的に見られることがあります。
  • 代謝の低下による肥満
    • 去勢手術によって性ホルモンの分泌が止まり、それに伴い代謝率が低下します。これが原因で、同じ量の食事でも太りやすくなる可能性があります。適切な食事管理と運動が必要になります。
  • 性格の変化
    • 性ホルモンの影響を受けなくなるため、一部の猫では活動量が減少し、よりのんびりとした性格になることがあります。これが原因で猫の生活が少し退屈に感じられるかもしれません。
  • 特定の健康問題
    • 稀ですが、去勢手術は一部の健康問題のリスクを増加させる可能性が指摘されています。例えば、尿道閉塞は去勢されたオス猫により一般的に見られる問題です。また、骨折や関節炎のリスクが高まることもあります。
  • 遺伝的特徴の喪失
    • 優れた遺伝的特徴を持つ猫を去勢することにより、その特徴が次世代に引き継がれないことになります。これは繁殖を考慮しているブリーダーにとって重要な検討点です。

これらのデメリットを理解し、猫の個々の健康や行動、生活環境に最適な選択を行うことが重要です。獣医師と十分に相談して、手術のメリットとデメリットを慎重に考慮することをお勧めします。

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去勢手術を検討する時期

  • 年齢
    • 一般的に、生後6ヶ月頃が去勢手術の推奨時期とされています。ただし、猫の成長速度や健康状態、また繁殖を完全に避けるためには、それよりも早い時期(生後3〜4ヶ月)に手術を行うこともあります。
  • 体重
    • 手術を行うには、猫が一定の体重(多くの場合、2kg以上)に達していることが望ましいとされています。これは麻酔の安全性を確保するためです。

去勢手術を検討すべき兆候

  • マーキング行動
    • オス猫が尿を使って領域をマーキングする行動が見られたら、去勢手術を検討するタイミングです。
  • 攻撃性の増加
    • 性成熟に伴い、他の猫や人に対する攻撃性が増すことがあります。このような変化も去勢手術の理由となり得ます。
  • 性的行動
    • 発情期にメスを求めて鳴き続ける、外出しようとするなどの行動が見られる場合も、去勢手術が効果的です。

その他の考慮事項

  • 健康状態
    • 猫が全身麻酔を受けられる健康状態にあるかどうかを獣医師が評価します。手術前に一般的な健康診断や血液検査が行われることが多いです。
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去勢手術にかかる費用

去勢手術にかかる費用は、以下のような複数の要素に基づいて内訳されます。これらは一般的な費用項目であり、地域や病院によって異なる場合があります。

術前検査

  • 血液検査
    • 手術前に全身麻酔のリスクを評価するために必要な検査です。血液の状態や、肝臓、腎臓の機能を確認します。約3,000円から6,000円
  • その他の検査(心電図、X線検査など)
    • 必要に応じて心電図やX線検査が行われることもあります。必要に応じて追加で数千円から数万円

麻酔費・手術費

  • 全身麻酔
    • 手術中の痛みを感じさせないために必要です。麻酔剤の種類や使用量によって費用が異なります。約5,000円から10,000円
  • 手術実施費
    • 去勢手術を行うための直接的な費用です。手術の複雑さや、手術にかかる時間によって異なります。約10,000円から30,000円(病院や地域によって異なる)

使用材料

  • 消耗品
    • 手術時に使用するステッチ(縫合材)や消毒材、手術着などが含まれます。
    • 各種消耗品の合計で数千円(通常は手術費に含まれることが多い)

術後のケアにかかる費用

  • 痛み止めや抗生物質
    • 手術後に痛みを管理し、感染症を予防するために処方されることが多いです。約2,000円から5,000円
  • フォローアップの診察
    • 手術後の回復状態を確認するための診察も、一部の費用に含まれることがあります。約3,000円から5,000円

総合金額と病院の設備と地域差

総合的には、去勢手術にかかる費用は約25,000円から50,000円の範囲となることが多いです。

  • 設備投資
    • より高度な設備を備えた病院では費用が高くなる可能性があります。
  • 地域差
    • 都市部と地方では物価や病院の運営コストが異なるため、手術費用にも差が出ることがあります。
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飼い主さんが気をつけること準備すること

  • 安全で快適な回復スペースの準備
    • 手術後は猫が落ち着いて休める静かな場所を用意しておくことが重要です。これには、柔らかい寝床や、暖かく、直射日光の当たらない場所が含まれます。また、猫が高いところに飛び乗らないように、必要に応じて部屋の配置を調整しておくと良いでしょう。
  • 手術前の食事制限
    • 通常、手術前には食事を制限されますが、正確な時間や指示は獣医師の指示に従ってください。水分についても同様です。これは、麻酔中に嘔吐を防ぐために重要です。
  • 事前の慣れ
    • 手術日にキャリーケースや移動手段に慣れていないと、猫がストレスを感じる原因となります。手術前にキャリーケースに慣れさせる練習を行うことをお勧めします。
  • 獣医師とのコミュニケーション
    • 手術の流れや麻酔の種類、術後のケアについて事前に詳しく聞いておくと安心です。また、術後にどのようなサインが異常を示しているのか、何を見守るべきかを具体的に聞いておくことが大切です。
  • 緊急連絡先
    • 手術後に何か異常が見られたときにすぐに連絡が取れるよう、獣医師の連絡先を常に手元に持っておくこと。また、夜間や休日に対応してくれる獣医病院の情報も事前に調べておくと安心です。
  • 手術前後の写真やビデオ
    • 猫の日常的な行動や状態を記録しておくことで手術後の変化を客観的に評価することが可能になります。これにより回復過程での異常が早期に発見しやすくなります。

これらの準備と注意点を事前に行うことで、猫の去勢手術がスムーズに進み、手術後の回復も効率的に進むでしょう。

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