猫がお風呂に入る理由
基本的に猫は自分で毛づくろいをするためお風呂に入れる必要はありません。短毛種の猫はなおさらですが猫の中でも毛繕いの技術は猫それぞれ(人間で歯磨きが下手な方がいるのと同じ)猫の健康維持のためにある程度経ったらお風呂に入れるべきでしょう。
- 毛の絡まりとノット防止
- 長毛種の猫は毛が長いため、絡まりやすく、毛玉ができやすいです。定期的にシャンプーをすることで毛の滑りを良くし、絡まりや毛玉の予防に役立ちます。
- 清潔さの維持
- 長毛種は毛が多いため、汚れやゴミが付きやすいです。特に外出する猫や遊び好きの猫は、泥や汚れが毛に付着しやすいため、お風呂での洗浄が必要になることがあります。
- 皮膚の健康維持
- 長毛種は皮膚の通気性が悪くなることがあり、皮膚トラブル(湿疹や皮膚炎など)が起こりやすいです。定期的にシャンプーすることで、皮膚を清潔に保ち、トラブルの予防に役立ちます。
- 寄生虫の駆除
- ノミやダニなどの寄生虫が付着した場合、シャンプーによって効果的に駆除することができます。特に、獣医師が推奨する薬用シャンプーを使用することで、寄生虫対策ができます。
- アレルギーの予防
- 家族にアレルギーを持つ人がいる場合、猫の毛に付着するアレルゲンを減少させるためにシャンプーをすることがあります。これにより、アレルギー反応を軽減することができます。
- 季節の変わり目のケア
- 季節の変わり目には、猫の毛が大量に抜けることがあります。この時期にシャンプーをすることで、抜け毛を取り除き、新しい毛の生え変わりを助けることができます。
長毛種と短毛種のシャンプー頻度
長毛種の猫は月に1回から2回程度のシャンプーが適しています。短毛種だと3ヶ月に1回ほどです。頻繁すぎるシャンプーは、猫の皮膚に必要な油分を奪い、乾燥を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
猫のお風呂:準備物と順序
猫のお風呂で気をつけること
- 温度管理
- お湯の温度は、猫の体温(約38〜39度)に近い37〜38度に設定します。
- ストレス軽減
- 猫は水を嫌がることが多いので、事前にブラッシングや撫でてリラックスさせることが大切です。
- 安全確保
- お風呂場のドアを閉め、逃げ出せないようにする。また、滑り止めマットを使用して猫が滑らないようにする。
猫のお風呂:準備するもの
- 猫用シャンプー
- 人間用のシャンプーは猫の皮膚に合わないため、必ず猫専用のものを使用します。
- タオル
- 吸水性の高いタオルを数枚用意します。
- ブラシ
- 入浴前後のブラッシングに使用します。
- 滑り止めマット
- 猫が滑らないように、お風呂場やシンクに敷きます。
- ドライヤー
- 低温設定ができるものを使用します。
- あれば便利なもの
- ドライヤーをする時に両手を空けるためのホルダー(自家製)
お風呂の順序とポイント
- 準備
- 必要なものをすべて手元に用意します(シャンプー、タオル、ブラシ、滑り止めマット)
- ブラッシング
- 入浴前に毛をブラッシングして、絡みを取り除きます。
- ポイント:無駄な毛を取ることでシャンプー効率もアップ、絡みがあると綺麗に汚れが落ちません。
- 濡らす
- シャワーヘッドを使って、ゆっくりと猫の体を濡らします。顔に水がかからないように注意します。
- ポイント:37度ほどのぬるま湯で水圧は弱く、シャワーを嫌がるようなら洗面器に入れたお湯をゆっくりかけてあげてください。
- シャンプー
- 猫用のシャンプーを使い、全身に優しく泡立てます。顔は避けるようにしましょう。
- ポイント:事前に洗面器に入れたお湯でシャンプーを泡立てて、顔から遠いお尻や足などから洗ってあげましょう。時間をかけすぎると嫌がりますので素早く丁寧に!
- すすぎ
- シャンプーをしっかりと洗い流します。シャンプーが残ると皮膚トラブルの原因になります。
- ポイント:今までと違いすすぐ時は目の周りからすすいでください。しっかり時間をかけてでも確実に泡を落としてください。
- 乾燥
- タオルで優しく水気を取り、ドライヤーを使って完全に乾かします。ドライヤーの音を怖がる猫には、低温設定で距離をとりながら乾かします。
- ポイント:タオル7割ドライヤー3割ほどの割合でしっかりとタオルで水気を取ります。ドライヤーをホルダーなどを使って胸元に構えブラシを使いながらドライヤーで根元まで乾かすとしっかりと乾燥できます。
>>>【動画でわかる】猫のブローの手順をプロが解説。ドライヤーが苦手な猫のために、タオルドライをしっかりと!
>>>猫がお風呂やシャンプー時に暴れない方法!おすすめのやり方や注意点
最後に
猫をお風呂に入れる際には猫の気持ちを最優先に考え、できるだけストレスを減らすようにしましょう。また、無理に入浴させるのではなく、猫の様子を見ながら優しく対応することが大切です。
SNSで話題の猫様用ふりかけ歯磨き
公式限定38%OFF 2,980円送料無料(通常価格4,378円+送料800円)
- 【よく噛んで食べて歯垢・口臭を軽減】専用ミルでいつものドッグフードやキャットフードにふりかけるだけ。チキン味で美味しく愛犬や愛猫の口臭、口腔ケア。
- 【ペットケアブランドが研究開発】獣医師とペット栄養管理士の共同開発商品から誕生。犬と猫の口臭、口腔ケアデータを徹底分析。
- 【専用ミルで簡単給与】お口のふりかけの特徴は専用ミル。毎日簡単3秒で忙しい飼い主さんも大喜び。
- 【歯磨き成分をリッチに配合】人用の歯磨き成分としても人気なラクトフェリンをたっぷりと450mg配合。さらに歯磨き粉成分で有名ななた豆やお口の善玉菌のバランスを整える乳酸菌と、食物繊維をプラス。
- 【美味しく安心安全】チキン味の削りたてがたまらなく美味しい、食べ過ぎ注意。でも1日0.48kcalの超低カロリーだから安心。もちろん、人と同じ基準の原材料・製造品質で無添加にも配慮。
-
猫のヒゲから読み取る老化や病気とは?
2024/11/9
猫のひげの重要性についてはみなさんご存知かと思いますが猫にとってヒゲはバランス感覚を保つことのほかに猫にとってとても大切な役ありがあります。若い猫と老いた猫、健康な猫と病気がちな猫の髭の変化などの違い ...
-
猫2匹以上の多頭飼いを始めるのにかかる費用、餌やトイレなど空間の使い方ガイドブック
2024/8/27
猫の多頭飼い(2匹以上)を考えている方も多いと思います。我が家のも2匹目の猫が来てしばらく立ちますが慣れるまでの間は新参猫が餌やトイレの分別ができずに古参猫のテリトリーを犯すこともしばしばありました。 ...
-
先住猫と新入り猫の引き合わせ方:威嚇への対処法と成功するステップバイステップガイド
2024/7/28
新しい猫を家に迎える際、先住猫が威嚇するのは自然な反応です。威嚇は、猫が自分のテリトリーを守ろうとする行動です。威嚇行動には、うなり声を上げたり、毛を逆立てたり、尻尾を膨らませたりすることが含まれます ...
-
猫をもう1匹飼いたい!新しい猫と仲良くできるか不安、猫同士の年齢差が大きい少ない場合のメリット・デメリット
2024/7/25
新参猫は、先住猫の行動を観察し、それを模倣することで新しい環境に早く適応できます。特に、先住猫が既にトイレの使い方や生活リズムを習得している場合、新参猫がそれを学ぶのが容易になります。
-
猫に首輪をする理由:家猫と外猫の首輪をするメリットを徹底解説
2024/7/3
リードトレーニング: 特別な首輪とリードを使用して、猫を散歩させるトレーニングを行うことができます。これにより、猫が安全に外出できる機会を提供することができます。