寒い夜にかかわらず寝てる布団になんとも柔らかい感触の愛猫が入ってくるのは悪くない気分ですよね。中には飼い主様の期待を裏切って、マイペースな猫もいるでしょう。今回の記事では「きてほしいけど来てくれない猫」のちょっとしたアドバイスを書かせていただきます。猫は独特な習性を持つ動物で寝る場所の選び方にも多くのこだわりがあります。猫が家の中でどのようにして寝床を選ぶのか、猫にとって都合の良い寝床研究していきましょう。
猫と一緒に寝るための工夫
猫が大好きな寝床とは?
野生猫の寝床の場合
野生の猫は、寝床として安全で隠れやすい場所を選びます。主に木の上や茂みの中、高い場所などが好まれます。これらの場所は外敵から身を守り、快適に過ごすための重要な条件を満たしています。また、暖かくて柔らかい地面や草むらも人気です。
外猫はなんともたくましくさまざまな環境で寝床を見つけては気持ちよく寝るでしょう。では家猫の場合、猫が快適に過ごせる寝床とはどう言う場所なのでしょうね。以下のリストを参考にしてみてください。
- 安全な場所
- 高い場所や隠れられる場所を用意します。キャットタワーやキャットハウスなどが良い選択肢です。
- 暖かさ
- 冬場は特に暖かい場所を提供しましょう。電気毛布や暖かいクッションなどが役立ちます。
- 静かな環境
- 静かで落ち着ける場所を選びます。家族の活動が少ない部屋や隅っこが適しています。
- 快適な素材
- 柔らかいクッションやブランケットを敷いてあげましょう。これにより、猫がリラックスして眠ることができます。
>>>猫の寝る場所でわかる飼い主への気持ちとは?急な寝場所の変化は危険かも
猫と一緒に寝るための方法
- 快適な寝床を用意する
- 猫が安心して眠れる場所を作ります。例えば、ベッドの一部に柔らかい毛布やクッションを置いたり、お気に入りのおもちゃなども効果があるかと思います。
- ベッドを清潔に保つ
- 猫が寝る場所は常に清潔に保ちましょう。定期的にシーツやブランケットを洗うことが大切です。
- 猫用の寝床を用意する
- 猫専用のベッドやクッションをベッドの近くに置いておきましょう。これにより、猫が自分から近くで寝るようになるかもしれません。
- 一定のスケジュールを保つ
- 毎晩同じ時間に寝る習慣をつけると、猫もそのリズムに慣れ、自然と一緒に寝るようになります。
- リラックスした環境を作る
- 寝る前に部屋の明かりを暗くし、静かな環境を整えると、猫もリラックスして寝やすくなります。
- 安心感を与える
- 猫がリラックスできるよう、優しく撫でたり、静かな環境を整えたりすることが重要です。
- おやつで誘導する
- 寝る前に少量のおやつをベッドに置いて、猫を誘導する方法もあります。ただし、過度に与えすぎないように注意が必要です
猫と一緒に寝るメリット
- ストレスの軽減
- 猫のゴロゴロ音はリラックス効果があり、ストレスや不安を軽減する助けになります。
- 猫と触れ合うことで、オキシトシン(愛情ホルモン)の分泌が促され、幸福感が増します。
- 健康効果
- とある研究によると、ペットと一緒に過ごすことで血圧が下がり、心臓病のリスクが減ると言われています。
- 猫と一緒に寝ることで、これらの健康効果を享受できるかもしれません
- 温かさと快適さ
- 猫の体温は人間より少し高いため、寒い季節には自然な暖房となります。
- 猫と一緒に寝ることで、身体的にも精神的にも快適さが増します。
- 絆の強化
- 一緒に寝ることで、猫との信頼関係が深まり、絆が強くなります。
- 猫も飼い主の近くにいることで安心感を得られます。
>>>猫が一緒に寝るスピリチュアルな意味とは? 猫と一緒に寝る効果も紹介
猫と一緒に寝るデメリット
- 睡眠の中断
- 猫は夜行性の動物であり、夜中や早朝に活動することが多いです。これにより、飼い主の睡眠が中断される可能性があります。
- 特に、猫が夜中に遊びたがる場合や、餌を欲しがる場合、飼い主の睡眠の質が低下することがあります。
- アレルギーの悪化
- 猫の毛や皮膚のフケに対するアレルギーを持っている場合、一緒に寝ることでアレルギー症状が悪化する可能性があります。
- アレルギーを持っている家族や同居人がいる場合も、同様の問題が発生することがあります。
- 衛生面の問題
- 外出自由の猫の場合、外から汚れや寄生虫(ノミやダニ)を持ち込む可能性があります。これが寝具やベッドに広がることがあります。
- 猫のトイレが完全に清潔でない場合、その臭いや汚れがベッドに持ち込まれることがあります。
- ケガのリスク(飼い主)
- 寝返りをうったり、突然動いたりすることで、猫により飼い主がひっかかれることがあります。
- 特に、爪が鋭い猫や子猫の場合、無意識のうちに飼い主を傷つけることがあります。
- ケガのリスク(猫)
- 飼い主さんの無意識の寝返りで猫を下敷きにすることもあります、窒息の恐れがあります。
- スペース制限などによる睡眠の妨げ
- 猫がベッドのどこで寝るかによって、飼い主の寝るスペースや姿勢が制限されることがあります。
- これにより、飼い主が快適な睡眠ポジションを取れなくなる場合があります。
デメリットに対する対策
- 夜行性の猫への対応
- 寝る前に十分に遊ばせてエネルギーを消耗させる。
- 夜間の餌やりを避けるために、タイマー付きの自動給餌器を使用する。
- アレルギー対策:
- 定期的に部屋を掃除し、空気清浄機を使用する。
- 猫をブラッシングして、毛やフケを減らす。
- 衛生管理
- 猫が外に出る場合、帰宅後に足や体を拭く習慣をつける。
- 猫のトイレを常に清潔に保つ。
- 爪のケア
- 定期的に猫の爪を切る。
- 必要に応じて、猫用の爪カバーを使用する。
- 睡眠環境の工夫
- 大きめのベッドを用意し、猫と飼い主が快適に寝られるスペースを確保する。
- 猫専用の寝床を用意し、そこに寝るようにトレーニングする。
猫の寝る時間・まとめ
猫は1日の大半を寝て過ごします。一般的に、猫は12〜16時間を睡眠に費やすとされています。特に、日中の多くの時間を寝て過ごし、夜間や早朝に活動的になることが多いです。この夜行性の性質は、野生時代の狩猟活動の名残と考えられています。
どういうことかと言うと猫は眠いから飼い主さんの布団に入るのではなく「安心感」や「信頼関係」「居心地」で一緒に寝るかどうか決めるのでしょう。猫との信頼が築けたら嫌でも一緒に寝ることになるでしょう。お幸せに!
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