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猫とインコは共存できるのか?
猫とインコ…トムとジェリーのように現実でも切磋琢磨(せっさたくま)しながらも共存していくことは、果たしてできるのだろうか?好き好んで、猫とインコをわざわざ共存させる方ばかりでは無いかと思います。
「猫を飼っているところに、どうしても引き取り手のないインコが…」や「ある方の大事にしていた猫が主他界のためインコのいる我が家に来た…」など。仕方ない場合もあります。
共存はできるのか、共存できなくても安全に過ごすコツややり方はあるのか?など実際にインコと猫を共生させている私が知りうる限り解説していきたいと思います。



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猫とインコの特性と相性の理解をしよう!
猫の特性

猫は独立心が強く、自己表現やマーキングを行うことがあります。
例えば、猫が縄張り意識を持ち、インコが騒がしい鳴き声を出すことがストレスの原因になることがあります。
インコの特性

一方、インコは社交的で群れを好む傾向があります。猫がインコに近づいている時や狩猟本能が刺激される場面では、インコはストレスを感じることがあります。猫が狩りをするような行動や突然の動き、見つめるだけでも、インコは不安を感じることがあります。
猫と鳥 共存を円滑にするための環境をつくろう!食事や水、お部屋
猫とインコが快適に共存するためには、家の中でそれぞれのスペースを確保することが重要です。例えば、猫用の高い場所やインコのキャッチャー、そして両者が安心して遊べる場所などが必要です。さらに、餌や水の場所も離れて設置し、お互いがストレスなく利用できるように工夫します。
みんなどうしてる?猫とインコ、放つのは交代制に。
ちなみに我が家のインコちゃんと猫ちゃんは部屋は一緒ですが、猫ちゃんにもインコちゃんと同じようにゲージをご用意させて頂き、ゲージを完全にわけ目線の先にゲージが見えないように気を使ってます。放鳥する時には猫ちゃんはゲージに、その他はインコちゃんがゲージにいます。



猫とインコに共存のためのトレーニングは必要!?
猫とインコを初めて知り合わせる際には、ゆっくりとした段階的なアプローチが重要です。
ストレスや攻撃を避けるために、両者の接触を徐々に増やし、互いに慣れさせます。
また、問題行動が起こらないようにするために、トレーニングやポジティブなリンクを作る訓練が役立ちます。

みんなどうしてる?無理は禁物。マニュアル通り本能に語り掛けるが、個体差あり!
我が家ではインコちゃんがいる所に ある日猫ちゃんが来たというパターンです。
マニュアル通りインコの安全を確保しながら猫を驚かせたり攻撃をするなどして先輩の威厳を植え付けさせようとしたのですが、インコちゃんが臆して近くに行こうとしませんでした。人が介入しては意味がありませんので第一段階を突破できず挫折。
※成功して力関係ができたとしても安心が出来ないので決して無理はしないでください。
動画でたまに見かける背中に乗せたりのコミュニケーション通りにいかない場合が多く、思わぬ事故に繋がることも…

健康と安全対策、飼い主ができる応急処置?
猫とインコの共存において健康管理は重要です。例えば、猫は鳥類を捕食する習性があるため、インコの安全を考慮して室内での監視が必要です。また、両者が共有する場所には毒性のある植物や危険な物品がないか確認し、緊急時に備えた対処法を知っておくことも大切です。
〈外部リンク〉インコのケガ!飼い主ができる応急処置とは?
猫とインコの相互作用を理解するべし!
両者の相互作用についても理解しておく必要があります。猫とインコが互いに慣れるまでにかかる時間や、お互いの行動がどのように変化するかを観察することで、予期せぬ問題を未然に防ぐことができます。コミュニケーションの取り方やリラックスする方法も大切です。


これだけは忘れずに!猫とインコを一緒に飼う時の「4つの注意」
ガラス戸の場合は猫からインコが見えないようにする
猫は狩猟本能を持っているため、インコの動きや音に反応して興奮し、捕まえようとすることがあります。
例え別部屋であっても、ガラス戸越しでインコの様子が見える状態だと、猫が興奮しやすいです。そのため、猫がインコの姿を見られないように、ガラス戸に隠す工夫が必要です。
衝立やカーテンなどを使ってガラス戸を遮り、猫にはインコの姿が見えないようにすることで、猫の興奮を抑えることができます。
これにより、猫がストレスを感じることなく、安心して別の部屋で暮らせるようになります。安全な環境を整えることが、猫とインコの共存を円滑にするポイントです。

猫とインコが一緒にいるときは目を離さない。

猫とインコは本来、捕食者と獲物の関係にあります。仲良く見える場面でも、猫が突然狩猟本能に切り替わることがあります。
たとえば、猫がインコを追いかけたり、攻撃したりすることが起こり得ます。特に猫がインコに興味を示している場合、飼い主さんの介入が重要です。
猫の行動を注意深く観察し、状況が急変する前に介入できるよう、常に慎重に見守ることが大切です。
飼い主が猫とおもちゃでよく遊ぶこと!(おもちゃで←重要)
飼い主さんが猫に日常的におもちゃで遊んであげることが大切です。
なぜ?…猫が遊ぶ機会が少ないと、彼らはエネルギーを発散しようとして、時にはインコにちょっかいを出すことがあります。
さらに手遊びなど生身で遊ぶのではなく玩具で遊ぶ習慣付けも大事
〈重要〉猫がインコに対して攻撃的な行動をとるつもりはなくても、彼らの遊びの仕草がインコにとって危険になることがあります。猫の爪や歯はインコにとって致命的なケガにつながります!

猫には十分にごはんをあげる

猫はお腹が空いていると、本能的に狩猟行動を起こすことがあります。
そのため、猫にはしっかりとごはんを与えてお腹を満たすことが重要です。お腹が満たされていると、猫は狩りをする必要を感じず、インコに対する攻撃的な行動が減少します。
成功事例やエキスパートのアドバイスがあれば教えて!?失敗事例も!
実際の飼い主の経験や専門家のアドバイスは、共存のヒントを得るうえで非常に役立ちます。
飼い主たちの成功事例からは、猫とインコの共存における具体的な問題や解決策を学ぶことができます。
また、獣医師やトレーナーからのアドバイスは、健康管理や行動の理解に役立つ重要な情報源です。
さらに重要なのは失敗事例!「こんな事故が起こった!」という事例は何より貴重なアドバイス!

コミュニティやフォーラムへの参加
オンラインのコミュニティやフォーラムでは、他の飼い主たちとの交流や情報共有ができます。
こうした場所での議論やサポートは、猫とインコの共存に関する新たな洞察を得るのに役立ちます。
こうしたコミュニティのリンクや案内は、助けを求める初心者にとって重要な情報源となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回のテーマは自然の摂理を目の当たりにする内容にもなっておりまして、現実悩んでいる方もいる課題だと思います。
私が猫と鳥の共生を想像した事と現実の違いを経験して、出した答えは「安全第一」「無理は禁物」「家庭内別居もあり」でございます。
飼い主の思いや自己満足の世界に浸らずにあくまでも猫ちゃん鳥ちゃんの目線で考えてあげたいものです。

