家猫愛好家の皆さんのトラブルで多いのは「誤飲、誤食」による体調不良が多いですよね。今回は家猫(日中外の夜家猫も)が拾い食いをする理由や健康面のリスク、飼い主さんが気をつけることなどご紹介いたしますね。
目次
猫が拾い食いをするメカニズム
猫が拾い食いをするメカニズム(仕組み)について解説します。そのほとんどが本能に刻まれた猫の生態であったり、外猫の場合はゴハンにありつける不安定さからくるものでしょう。中には好奇心でなんでも口に入れる習慣のある猫も多いですね。
猫が拾い食いをする理由ベスト3
- 好奇心: 猫は自然に好奇心が強く、見つけた物を試してみたくなることがあります。
- 空腹: 猫が十分な食事や必要な栄養素を摂取していない場合、拾い食いをすることがあります。
- 行動問題: 一部の猫は不安やストレスから非食物を食べる癖(異食症)を発症することがあります。
さらに家猫に多い原因と外の野良猫やさくら猫に多い拾い食いをする理由をご紹介します。危険なものを口にすることをやめさせる前にまずは「猫の気持ち」を理解することが大事ですね。
家猫の拾い食いメカニズム
- 本能的な行動
- 猫は狩猟本能を持っています。家庭内での食事が十分に提供されていても、狩猟の本能から何か食べられそうなものを探してしまうことがあります。
- 退屈やストレス
- 家猫は運動不足や退屈、ストレスを感じることが多いです。このため、見つけたものを拾って食べることで刺激を得ようとします。
- 学習行動
- 飼い主が食べ物を落としたり、何かを拾って食べる姿を見て、それを真似することがあります。
- 食事の満足度
- 与えられた食事が好みに合わない場合や栄養が不足していると感じる場合、他の食べ物を探してしまうことがあります。
外猫の拾い食いメカニズム
- 生存本能
- 野良猫や外に出ることの多い猫は、生き残るために食べ物を見つける必要があります。拾い食いは生存のための本能的な行動です。
- 食糧の不安定さ
- 外猫は食事が安定していないため、見つけたものを食べることで次の食事が得られるまでの空腹をしのぐことがあります。
- 環境からの学習
- 他の猫や動物が食べ物を見つける方法を観察し、それを真似することで拾い食いを学びます。
- 探索行動
- 外猫は広い範囲を探索するため、食べられるものに出会う機会が多く、自然と拾い食いが増えます。
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最後に詳しく解説してます。
拾い食いのリスク
拾い食い:健康面のリスク
- 中毒
- チョコレート、玉ねぎ、ニンニク、アルコールなどの食べ物は猫にとって有毒です。
- 観葉植物や一部の花も有害な場合があります。
- 消化不良
- 消化器系に合わない食べ物を摂取すると、嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。
- 異物摂取
- 骨やプラスチック、小さな玩具などを誤って飲み込むと、消化器官に詰まってしまい、緊急手術が必要になることがあります。
- 寄生虫感染
- 路上やゴミから拾った食べ物には寄生虫が含まれている可能性があり、これが体内に入ることで健康に悪影響を及ぼすことがあります。
拾い食い:行動面のリスク
- 拾い食いの癖
- 一度拾い食いを経験すると、その行動が癖になり、繰り返し行う可能性が高まります。
- 不安やストレスの増加
- 食べ物がない状況で拾い食いを試みることが増えると、猫がストレスを感じることがあります。
拾い食い:安全面のリスク
- 交通事故
- 外で拾い食いをするために道路に飛び出してしまい、交通事故に遭う危険性があります。
- 他の動物との争い
- 野良猫や他の動物と拾い食いを巡って争いになり、怪我をする可能性があります。
拾い食い:環境面のリスク
- 家庭内の汚れ:
- 拾い食いの癖がつくと、家の中で食べ物を探し回り、ゴミを漁るなどして家を汚すことがあります。
これらのリスクを理解することで、猫の拾い食いを防ぐための対策を講じる重要性がより明確になります。ブログでこれらの影響を説明することで、読者に対する啓発ができます。
猫の拾い食い:予防策と飼い主の行動
猫の生態と性格を研究してできるだけ気持ちを理解することに努めましょう。そもそも猫と語り合ってわかってもらうと言うのは期待のできないことです。ならば猫がそうならないように拾い食いにいたらないようにすることが飼い主さんのとるべき行動です。
- 定期的な食事スケジュール: 猫が空腹で拾い食いをしないよう、バランスの取れた食事を定期的に与えましょう。
- インタラクティブフィーダー: パズルフィーダーやスローフィーダーを使用して猫の食事をゆっくりとさせ、拾い食いの衝動を減らします。
- ゴミ箱の管理: 猫がゴミを漁らないよう、蓋付きのしっかりとしたゴミ箱を使用しましょう。
- 清潔な環境: 床やアクセス可能な表面を食べ物のくずや潜在的な危険物からきれいに保ちましょう。
トレーニングと教育
- ポジティブ強化: 猫が自分のボウルから食べたり、拾い食いをやめたりしたときにおやつや褒め言葉で報酬を与えましょう。
- 気をそらす技術: 猫が拾い食いをしないよう、魅力的なおもちゃや活動を提供しましょう。
- コマンドの使用: 猫に「ダメ」や「ノー」などの簡単なコマンドを教え、拾い食いをやめさせるトレーニングを行いましょう。
環境調整
- アクセス制限: 猫が食べ物を見つけやすい場所に行けないよう、部屋のドアを閉めたり、バリケードを設置したりしましょう。
- 安全な食事スペース: 猫の食事エリアを特定の場所に設け、他の場所での食事を防ぎます。
専門家の助け
- 獣医師の相談: 猫が異食症の可能性がある場合、獣医師に相談して健康状態やストレスの原因を確認しましょう。
- 行動専門家: 猫の行動に問題がある場合、動物行動専門家に相談するのも有効です。
>>>ネコの動物病院一覧(8339件)「「いぬ・ねこの気持ち」
まとめ
猫の拾い食い、飼い主さんにとっては自身の生活習慣も影響する事態になることもあります。猫の習慣づけ、しつけは最初が肝心ですね。外猫を教育したり躾することはなかなか難しいようで対策を練るとしても家猫に限定することがほとんどでした。よかったら参考にしてください。
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