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肥満の猫の行く末は?
愛猫(ブリティッシュショートヘア)と生活をしていていつも思う事は「とにかくよく寝ますね」ということ。とはいえそれを見るのが幸せなんですけどねいったいどれほど寝るかと言うと猫ちゃんは一日16時間ほど寝てるらしく、そんなものだそうです。「運動しなくていいのかな?」心配するほどの事では無いのでしょうがちょっと調べてみることにしました。さて、運動不足過ぎるとどうなっちゃうのか?
猫 運動不足だとどうなる?→肥満、太る
猫ちゃんたちにとって、運動は本当に大切なんですよね。体重をキープするのもそうですが、ストレス発散にも効果的なんです。ただ、彼らには捕食活動の必要がないと、与えられたご飯で満足してしまって運動不足になっちゃうんですね。
運動不足だと、太りやすくなっちゃって、生活習慣病のリスクも上がっちゃいます。それに、運動不足だと問題行動も増えちゃうこともあるんですよ。だから、遊んであげることはとっても大事なんです!
猫が太り続けると?→心臓病などのリスクも
【関節疾患】体重が増加すると、関節への負担が増し、その結果関節炎や椎間板ヘルニアなどの関節疾患が発症しやすくなります。
【糖尿病】脂肪の増加は細胞内への糖の取り込みを阻害し、糖尿病のリスクを高めます。
【心臓病】肥満の猫は心臓病にかかりやすく、腹腔内脂肪や皮下脂肪の増加によって呼吸機能が低下する可能性もあります。
その他、精神的な事からも数えると 太って得することは少ない(><)
猫の運動不足「5つのサイン」す
- 肥満体型
- 過度なグルーミング
- 無気力・無関心
- 真空行動(急に走り回る)
- いたずらが増える
肥満体型
1つ目のサインは、言うまでもなく体型です。肥満体型であればあるほど、運動不足である可能性が高いと言えます。飼い猫がどの体型なのか、以下の画像を参考に確認してみてください。
環境省-飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために~-より
過度なグルーミング(毛づくろいなど)
過度なグルーミングを行っている場合は、運動不足によるストレスが生じているのかもしれません。そもそもグルーミングは、リラックスしている状態で行われるものです。適度な頻度で、普通に行っていれば問題ありませんが、執拗以上に舐めていたり、噛んだりする場合は危険信号です。
無気力・無関心
遊びに興味を示さない無気力・無関心も、運動不足の傾向を示すものです。老猫になり、だんだんと元気がなくなっていくことは仕方ありません。しかし、それほど年老いていない場合は、心因性の体調不調の可能性があります。思い当たる節があれば、一度医者に診てもらう方が賢明でしょう。
真空行動
真空行動とは、何もないのに急に走り出す行為のことです。真空行動に至る理由には、体力があり余っている、もしくは退屈していることが挙げられます。つまり飼い猫の観点では、「遊びたいのに十分遊べていない!退屈だ!」といった気持ちです。
参考:>>猫が急に走り出す7つの理由とは?走る猫の注意点とその対処法も解説!
いたずらの増加
猫は襖を破いたり、家具や柱など、してほしくないところで爪研ぎをしたりと、いたずら好きな動物としてのイメージを持つ人も少なくないでしょう。これらが「爪を研ぎたい」という自然な習慣や、遊びに関連する行動であれば問題ありません。しかし、以前よりも明らかにいたずらが増加している場合、運動不足の可能性も考えられます。
遊ばない飼い猫を動かす「5つのコツ」
遊ばない飼い猫を動かし、運動不足を解消する「5つのコツ」があります。
具体的には、以下の通りです。
- 飼い主が遊んであげる
- 走れる空間を用意する
- キャットタワーを導入する
- ひとり遊びできるおもちゃを用意する
- 遊び相手を迎え入れてあげる(多頭飼い)
猫は運動させた方がいいですか?
ネコちゃんの体力や年齢、猫種にもよりますが、1回10分・1日2回以上遊んであげるのがベスト。 飼い主さんの時間がとれなかったら1回5分でも構いません。 その分、小刻みに何回かに分けて遊んであげると良いでしょう。 猫種や年齢にもよりますが、1日のトータルで15~25分くらいを目安にしてみてください。
猫に散歩は必要ですか?
猫ちゃんに散歩は不要です!犬みたいに毎日お散歩ってわけじゃないんですよね。もちろん外の匂いや鳥の鳴き声を感じることでストレス解消になる場合もあるんですが、外に慣れていない子は逆に怖がっちゃってしまうこともあるんですよ。だから、散歩はオプションって感じで、猫ちゃんの個性や好みに合わせてゆっくり慣れていくのが大事なんです!
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