猫図鑑:トンキニーズという猫の魅力を解説、シャム猫とビルマ猫(バーミーズ)のハイブリッド、見た目や性格をご紹介

シングルコートで抜け毛のない中くらいの体格で日本では珍しい猫｢トンキニーズ｣。ということで今回はトンキニーズというあまり聞きなれない猫をご紹介致します。

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猫図鑑:トンキニーズの起源と歴史

シャムとビルマ(バーミーズ)の交配により誕生

北アメリカで生まれたトンキニーズは、シャム猫とビルマ猫(バーミーズ)の交配から生まれた猫種です。その起源は1950年代まで遡りますが公式に認識されたのは数十年後のことです。

この猫種は、シャム猫の特徴的なポイントカラーとビルマ猫(バーミーズ)のゴールデンなボディカラーを組み合わせています。トンキニーズは中間的な体形を持ち、筋肉質でしなやかな体をしています。

トンキニーズの名前の由来

歴史的には、この猫種はカナダのブリーダー、マーガレット・コンローによって1960年代に「トンキニーズ」として初めて紹介されました。

彼女はシャム猫とビルマ猫(バーミーズ)の交配を試み、その結果として現れた独特の見た目と性格の猫をトンキン湾にちなんで名付けました。その後、トンキニーズはアメリカ合衆国やイギリスなどで人気を博し、様々な猫の展示会で注目を集めるようになりました。

トンキニーズの見た目･毛並みや抜け毛･目の色

• 体格
  • 中くらいの体格で筋肉質の体を持ち、シャム猫のエレガントな体型とビルマ猫の堅牢さを兼ね備えています。
• 毛並み･毛色
  • 毛は短く、柔らかく光沢があります。色のパターンはポイントカラーで、耳、顔、足、尾が濃い色で、体の残りの部分は薄い色です。
• 抜け毛
  • シングルコートの被毛で毛の生え変わりの時期でも抜け毛がなくアレルギーの方やキレイ好きな方も心配いりません。
• 瞳
  • 目は大きくてアーモンド形で、鮮やかなアクアブルーまたは緑色が特徴です。

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トンキニーズの性格･飼いやすさ

非常に社交的で愛情深い性格をしており、人間の注意を引くのが好きです。遊び好きで活発な一方、抱っこされたり一緒にリラックスするのも楽しむため、家族に非常に適しています。

また、知的で好奇心が強くトリックやゲーム新しい遊びも学ぶのが大好きです。音に敏感であり家庭内の様々な音に反応することがあります。とても飼いやすい猫でしょう！

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寂しがり屋のトンキニーズ

この猫種は非常に社交的で人間との相互作用を楽しむため飼い主が家を空ける際には分離不安を感じやすいことがあります。仕事の関係などで出張が多い方などは注意が必要です。

分離不安症とは？

猫の分離不安症は飼い主が不在の際に猫が不安やストレスを感じる状態です。この問題は犬の分離不安と同様にペットが愛着を持っている人がいない場合に起こります。猫が分離不安を抱えている兆候には以下のようなものがあります：

1. 過度の鳴き声や騒音 - 飼い主がいない時に異常なほど鳴いたり、音を立てたりします。
2. 破壊行動 - 家具を引っかいたり、家の物を壊したりすることがあります。
3. トイレの問題 - トイレ以外の場所で排泄することがあります。
4. 過度のグルーミング - ストレスから、自分の毛を過度になめたり引っ張ったりすることがあります。
5. 食欲不振 - 飼い主がいない間に食べなくなることがあります。

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トンキニーズ:寿命･健康面の注意点

また、トンキニーズは比較的健康的な猫種であり、適切なケアを施せば12年から16年の寿命を享受できるとされています。

遺伝的な病気の報告でいうと主なものとしてはビルマ猫と共通の遺伝的素因を持つため、扁平頭蓋（平たい顔の特徴に関連する健康問題）歯周病、心臓病（特に心筋症）が挙げられます。

これらの問題は適切な飼育管理と定期的な獣医師のチェックアップで予防または管理することができます

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トンキニーズの日本での価値は？価格の相場

トンキニーズ猫は日本で比較的珍しいため、その人気は限定的ですが、特に猫愛好家の間では評価が高いです。

価格についてはトンキニーズの子猫は品質、血統、ブリーダーの評判によって異なりますが一般的には8万円〜25万円という範囲で取引されていることが多いです。

いかがでしたか？今回は日本ではあまり知られていない？猫のトンキニーズという猫の魅力をご紹介いたしました。ご興味のある方、今から猫わや迎えようとしている方は要チェックですね！

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